教育コーディネーター養成講座 「実践コース」最終報告会(第2期)を行いました

2024.03.24(日) 教育コーディネーター養成講座 実戦コース(第2期)を受講していただいているみなさんが、教育現場での実践を終えて、どのような実践をされたのかを行う「実践コース 最終報告会」を行いました。

4日間の集合研修「エントリーコース」を経て、「実践コース」では実際の教育現場に携わり、先生方と外部人材と協力しながら、児童・生徒・学生へ授業を行うことを一気通貫して行う実践です。

第2期の実践コースでは、7つの教育現場、計11名の受講生のみなさんが携わることになりました。それぞれ校種も異なり、時期も異なり(1日の授業だけの場合もあれば、プログラムによっては半年行う場合も)、群馬の教育現場も群馬以外の教育現場も、多様なメンバーが、多様な教育現場をそれぞれコーディネートしていくこととなりました。NPO DNAは、実践コースが始まる前に、受講生とそれぞれの状況やニーズをすり合わせ、各自が「教育コーディネーター」としての力を伸ばしていけるためのサポートを行ってきました。

「実践コース 最終報告会」では、それぞれが実践を通じての学びを言語化し、さらに互いに相互研鑽していく機会と位置付けています。1チーム25分(発表タイム15分+質問タイム10分)として、それぞれの経験を報告し合いました。

【報告内容の項目】
・タイトル
・授業の企画概要:
 -学校・生徒の状況(学校に訪問し、先生からどのような内容をヒアリングしましたか?、どのようなニーズがありましたか?、どのような課題を感じましたか?など)
 -授業のねらい(児童・生徒にどのような価値を提供しようと考えましたか?、どのような感想が出てくることを目指しましたか?など)
・ねらいを達成するための方策① 授業の流れ・展開
・ねらいを達成するための方策② 外部人材(ゲスト講師等)の選定
・授業当日の様子
・成果と課題① 児童・生徒への学習効果
・成果と課題② 学校・教員とのコミュニケーション
・成果と課題③ 外部人材の開拓・コミュニケーション
・成果と課題④ プロジェクト運営
・学んだこと:
 -発見・学び
 -今後のご自身の課題
・教育コーディネーターの仕事を、自分なりの言葉で定義すると?

実戦にあたっては、たとえば全く異なる仕事の人たちがチームメンバーとなり、そのチームビルディングを含めて行ってきたチームとなりました。「こどもたちのために」という根っこの想いは共通していても、様々な人との考えをすり合わせていくことが難しい。そんな現実的な課題にも直面しながら取り組む経験それ自体も、コーディネーターとしての必要経験。

第2期の実践コースを受講されたみなさんの熱意に、NPO DNAスタッフ自身が初心に帰るような、最終報告会となりました。

■受講生インタビュー動画はこちらから

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