学校関係者の方へ

群馬の10代の学びと成長を、より豊かに。
「明治以降、戦後最大の教育改革」と呼ばれるほど、
いま学校における教育・学びのあり方が変わろうとしています。
「教育者中心の学び」から「学習者中心の学び」に転換しているいま、
群馬の10代の教育環境をよりよくしていくために、
ぜひご一緒していただけたら幸いです。

NPO DNAが
行ってきたことの特徴

POINT

  • 教育目標等に応じた
    オリジナルなカリキュラム設計

    各学校が設定している教育目標等を確認しながら、その学校ならではのカリキュラム設計を得意としています。常に「何のために?」と立ち返ることを確認し、状況に応じてカリキュラムを見直しながらプログラムを創り、届けていきます。
  • 生徒の力・先生たちの力を、
    最大限に活かすサポート

    「いつでも、どこでも、誰とでも」学べる時代において、ますます「この学校だから」「この友達とだから」「この先生とだから」という目の前の人たちとともに到達しようとする学びの価値が高まります。だからこそ、生徒一人ひとりの考えを引き出し、先生たちの力を活かしていけるように伴走しています。
  • 「群馬」という地域社会の
    つながり

    たとえグローバルなことを目指すとしても、足元のローカルとのつながりを実感することが「自分が学んでいることは、社会にこのようにつながっているんだ」という意識を育みます。そのために、「群馬」という地域社会とのつながりを意識しながら学べる環境を創ります。
PHASE1
まずはキッカケを創りたい

単発授業の導入・協働

「総合的な探究の時間」に取り組んでいるが、なかなか高校生自身が豊かに学んでいる様子が見受けられない……。そのようなお悩みを抱えていらっしゃる学校に、前向きなきっかけとなる学びのプログラム(単発授業)を届けています。

BEFORE

  • 「総合探究」は始まったが、「総合学習」とほとんど変わりがない
  • 生徒自身がなかなか「問い」を立てることが出来ない
  • 「学ぶ面白さ」を感じられない
  • 将来への意志がない状態で進路を選んでいる
  • プレゼンテーションがうまくいかない

AFTER!

  • 「探究的な学び」の意味を生徒自身が理解することが出来た
  • たくさんの「問い」を立てられて仮説・検証の精度が高まった
  • 自分で考え、発見していく喜びを見出すことができた
  • 自らの意志を持って進路選択を行うようになった
  • 自信を持ってプレゼンテーションするようになった

これまでの授業・プログラム例

  • 授業「未来の教室」自己探究・進路探究・学問探究編
  • 探究学習 入門編・実践編・応用編・振り返り編・発表編
  • 探究学習インタビュースキル編・ファシリテーション編
  • キャリアプログラム「仕事のレンズを付けて世の中を見渡す」
  • キャリアプログラム「社会に飛び出す前に“キャリアデザイン”という武器を」
  • 人間関係プログラム「学び合うコミュニティづくりプログラム」
  • 初期設定プログラム「高校生活目標設定プログラム」
  • 進路プログラム「志望理由プログラム」
  • 進路プログラム「小論文プログラム」
PHASE2
さらによりよくしたい

中長期の協働・コーディネート

「総合的な探究の時間」に取り組んでいて、それなりに進めることができている。しかし、なんだか物足りないという現状を変えていきたいという状況に対して、3カ月~半年間の学びのプログラムをご用意しています。

BEFORE

  • どうしても単発授業になりがち
  • 講演会をやりっぱなし
  • クラスごとに温度差が出てしまっている
  • 計画通りにうまく進まない

AFTER!

  • 授業ごとのつながりが見えている
  • 講演会を起点にして探究的な学びを実現している
  • 共通の認識を持ちながら学年で推進することができる
  • 全体計画を持ちながら推進することできる

これまでの授業・プログラム例

  • 生き方の探究学習「ライフデザイン講座」
  • 高校2年生による1年生への授業「ナビプロジェクト」
  • 2030年の仕事の未来を探究する「探究型インターンシップ」
  • 自らの学びを表現する「じぶんプレゼンテーション」
  • 仕事の可能性を探究する「仕事インタビュー」
  • まちの仕事探究「まちの記者プログラム」
  • “未来を拓く”探究学習
  • “共生と平和を目指す“探究学習
  • “21世紀を創造する“探究学習
  • “自分と群馬がつながる”探究学習
PHASE3
「この学校だから」を創りたい

3年間を見通した協働・コーディネート

「総合的な探究の時間」を推進することは出来ている。しかし、「うちの学校だから」を追求していきたいと思っている学校に向けて、「探究コーディネーター」等のパートナーシップ契約を結び推進しています。

BEFORE

  • 基本的な「総合探究」は推進できているが、特色にはつながっていない
  • 学校全体の教育目標の具体化を行っていない
  • 教職員全員がひとつの方向性に向かっていない

AFTER!

  • その学校ならではの特色ある「総合探究」を推進している
  • 「育てたい生徒像」を全教職員が言語化して認識している
  • 教職員全員が「何のために」を合意形成を図りながら推進している

これまで協働してきた学校例

  • 群馬県立伊勢崎清明高等学校
  • 群馬県立太田高等学校
  • 群馬県立太田女子高等学校
  • 群馬県立高崎北高等学校
  • 群馬県立前橋清陵高等学校
  • 群馬県立吉井高等学校
  • 高崎市立高崎経済大学附属高等学校
  • 共愛学園高等学校
  • 高崎健康福祉大学高崎高等学校

協働パートナーの声

VOICE

岡本隆司 教諭

群馬県立高崎北高等学校
探究推進部
(2022年1月現在)

学校と社会、遠慮していた両者をつなぐNPO DNAの存在。
高度成長期においては、とにかく頑張れば経済が発展し、また給料が上昇し生活が豊かになりました。そこでは、多少の理不尽を我慢することで得られる対価もあった時代でした。しかし、成熟した現代の社会では、ただモノを産み出すだけでは、人々の生活は豊かになりません。人々の生活を豊かにするためには、世の中に新たな価値を生み出す必要があります。これまでの「好きなものでは飯は食っていけない」社会は、「好きなものでないと飯は食っていけない」社会に必ず変化するはずです。
ですから、これからの社会を生きていく高校生は、自身の原点から出発し、社会のニーズに応えるための探究活動が必須です。そのように考えると、深い探究活動を実現させるためには、物事を学問的に考察するための専門知識が必要。そのために、学問の基礎となる高校での教科学習を行い、教科横断的に探究に取り組む経験が必須であると考えています。
しかし、現状学校の中だけでは社会を知ることはできませんし、学校が変わろうとしている変革期のいま、慣習に縛られたメンバーだけで0からスタートさせることは難しいです。教員をサポートし、学校と社会をつなぐことができるコーディネーターがいることで、学校自体も新たな価値を生み出していく原動力を得ることができます。
正直、教員は「社会に迷惑をかけてはいけない、自分たちでやらなければいけない」という発想をどうしても抱いています。一方で、社会は「学校には入りにくい」という考えを持たれていると思います。その互いに遠慮していた両者を繋いでくれたのがNPO DNAです。もちろん、取り組みをご一緒していく中で、サポーター/コーディネーターとして頼り切ってしまうこともあります。ただし、最終的には自走していかなければなりません。0→1の踏み出しを支えていただいたら、その後は時に厳しく見守ってもらう立場になってもらいながら推進できることが理想なのかもしれないなと考えています。

篠原真美子 教諭

群馬県立伊勢崎清明高等学校 ガイダンスセンター長
(2022年1月現在)

探究学習における学びのスパイラルは、普段の授業でも取り入れることができる。
「総合的な学習の時間」から「総合的な探究の時間」への移行期間に、これまでの形を見直して大きく変えていこうとするタイミングでサポートを頂きました。一1人ひとりが自分の探究したいテーマをじっくりと選んで行ったことで、生徒がの学びに対する姿勢が格段に変わったことを実感しています。自ら立てた問いに対し、仮説検証を行いさらに探究を深めていくというサイクルを何回か行いましたが、進むにつれて、生徒がどんどん貪欲に探究を行うようになっていったことが驚きでした。

発表に関して、NPO DNAスタッフの的確なアドバイスが絶妙で、「こんな発表は聴きたくない」というレクチャーを受けた生徒たちは、よりよい発表となるよう練習を重ね、原稿をほとんど見ずに堂々と発表していました。学びに対して自発的な探究心を抱くことができた生徒たちは、最終学年を迎えるにあたり進路実現に向かい大きな原動力となると実感しています。正直に申し上げれば、取り組みを始めた4月当初「総合的な探究の時間」に対して、「めんどくさい」とか「大学入試に関係ない」などという不平不満を抱く生徒が多くいました。ですが、自分の探究テーマがみつかり、探究学習が進むにつれ、生徒たちは前向きに取り組むようになったように思います。
探究学習における仮説検証のサイクル(学びのスパイラル)は、普段の授業の学習活動の中でも積極的に取り入れることが出来ます。普段から、生徒自ら主体的に学ぶ姿勢に結びつけられれば、この上ありません。学校としてそれらを目指していく必要があり、まだまだ始まったばかりです。

お問い合わせまでの流れ

FLOW

  • お問い合わせいただく
    まずは、ご要望などに関して「お問い合わせフォーム」にてご入力いただきます。「探究担当なのだけれど、正直どこから始めたらいいかわからない」「年間計画の見直しを始めたいんだけれど…」「まずは発表会をよりよくしてみたい」等の具体的な要望だけではなく、お悩みや課題感のご相談からでもお受けいたします。
  • ヒアリング/リサーチ
    NPO DNAでは、最初から私たちのプログラムを提案することはありません。担当の方々の要望や願い、悩みなどを含めてヒアリングをさせていただき、それらに応じたご提案をするようにしています。私たちの願いとしては、「その学校が目指そうとすることに適切にサポートすること」であるため、時に私たちにはできないことがある場合は、私たちNPO DNAではない他サービスなどをご提案することもあります。
  • 提案/実施
    ヒアリング/リサーチを経て、各種プログラムなどのご提案をいたします。また、ご提案した内容をそのまま導入していただくこともありますが、導入しながら適宜カスタマイズしていく形でご一緒することがほとんどです。
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