【授業報告】授業「未来の教室」ファイナル-センパイ2,000名と、出会ってきた10代17,500名に、心からの感謝を。

2023.12.07、2024.02.28の2日間、それぞれ別の学校で、大学生・社会人ボランティアスタッフ「センパイ」のみなさんとともに、授業「未来の教室」を届けました。

【授業「未来の教室」とは?】
群馬の10代が、センパイと、未来を語り合う授業「未来の教室」
教室は体育館。机も教科書もありません。そこにあるのは少し先を歩むセンパイたちの姿、そして10代自身の意欲や気持ち。授業「未来の教室」は群馬県内の中学・高等学校で行っている約2時間の出張授業です。センパイとの関わりと対話を通じて、10代がもつ未来への内発的な意欲を、日常の行動に結びつけることを目指した授業です。2015年から2022年までの7年間で、およそ15,000名の10代に、1,500名を超えるセンパイが関わってきました。


そして、この2日間を、授業「未来の教室」ファイナルと位置付けて、NPO DNAとしては、これまで約10年間に渡って届け続けた本取り組みを終えることといたしました。

2023.12.07 

2024.02.28 

センパイとの関わりと対話を通じて、10代がもつ未来への内発的な意欲を、日常の行動に結びつけることを目指した授業「未来の教室」。この時代だからこそ、2020年のコロナ禍からこの4年間、ほそくながく、多くのセンパイ方のご協力と学校の理解を得て届け続けることができました。図らずしも、コロナ禍による一斉休校を始めとした社会情勢は、「人による温かな関わりと豊かな対話」の重要性をより一層に認識する契機となりました。今日、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指して、多くの学校では「対話的な学び」を重視され、実践されています。これらの状況を踏まえて、NPO DNAがセンパイとともに届け続けてきた授業「未来の教室」は、ひとつの大きな役割を果たすことができたと認識しています。よって、今回の授業「未来の教室」をファイナルと位置づけ、取り組みを終えました。



これまで、多くのセンパイに、平日の授業に関わらず時間を割いていただきました。

これまで、多くのセンパイに、学校終わり・仕事終わりの平日夜にお集まりいただき、10代との関わりを学んでいただきました。

これまで、多くのセンパイに、目の前の10代に向き合っていただきました。

これまで、多くのセンパイに、「あなたのことを応援している人たちは、この地域社会にもいるからね」と10代にメッセージを伝え続けていただきました。

すべてのセンパイのみなさまへ、
本当にありがとうございました。


10代のみんなへ、
みんなのことを応援している人は、
この社会にたくさんいることを、
どうか忘れないでね。またね!

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