【レポート】養成講座day4 ! 学ぶことが面白いと思えるプログラムづくりを経て-。

2022.08.21(日) キャリア教育コーディネーター養成講座の第4日目「学ぶことが面白いと思えるキャリア教育/探究学習のプログラムの創り方」を開催いたしました。養成講座エントリーコースの最終日となります。

前回までの様子
【レポート】養成講座day1 ! “学校と社会”をつなぐ教育コーディネーターへ !
【レポート】養成講座day2 ! “学校と社会がつながる”意義と可能性への探究 !
【レポート】養成講座day3 ! ファシリテーションスキルを駆使して、先生の想いをカタチに!

まずNPO DNA辻岡より、この日の到達目標である“学びのプログラムの創り方と実践”と、流れを説明を行いました。

エントリーコースの最終日。これまで3日間獲得してきたスキルを駆使しながら、“授業”に落とし込めるかどうか?について、みんなで取り組む実践的な最終日です。

今回のゲストはNPO法人じぶん未来クラブの平賀恵美子さん。

東京都の公立高校のコーディネーター経験や、企業研修の一環としてキャリア教育のプログラムづくりに取り組んできた知見を、たっぷり伝えていただきます。

この養成講座のプログラム自体も、平賀さんの立場から構成・設計をいただきました。とにかくこの場を楽しく!を大切にして、受講生同士のアイスブレイクから始まります。

つぎに、平賀さんがこれまで取り組んできた事例を紹介いただきました。単純なプログラムに見えて、コーディネーターとして工夫しているところを、あますところなく紹介。

そして、ここからがこの日の本題。架空の設定として、「とある学校から依頼が来た時に、どうコーディネーターとしてプログラムを設計するか」に、チームに分かれて、取り組みました。

先生の想い、子どもたちの現状、そして協力するゲストにある資源・・・。それらを整理しながら、コーディネーターとして、どこに狙いを設定して、プログラムを設計するのか。

考えたプログラムを発表!どこを工夫するのか?何がポイントとなりそうなのか?を整理して伝えていきます。

この発表の中で、様々な問い・フィードバックをぶつけていきながら、実際にどこが改善すべきポイントなのかを明確にしていきます。

コーディネーターは、学校の教員や、子どもに関わることだけではなく、地域社会の方々・企業の方々など、様々な人たちと関わりながら、共通のゴールを目指していく役割を担っています。

そのため、多様な立場からのフィードバックを得るこそに、今回の発表・フィードバックに価値があります。

発表が終わってから、平賀さんからもう一度ポイントのチェック。

もう一度、チームで練り直していきます。

この日は、エントリーコースの最終日であったため、4日間全体の振り返りも行いました。養成講座に参加する前と現在の自分の変化、自分自身が得たいことが得られたかどうか、今後の見通しについて振り返ります。

これでエントリーコースは終了。4日間の講座以外に、Eラーニング・小論文の提出など、受講生の方々にとって“ギュッと”詰まった2カ月を過ごされたことと思います。

学校と社会をつなぐことで、未来を創る子どもたちが幸せに過ごしていける環境を目指して、引き続きご一緒していただきたいと願うNPO DNA事務局一同です。

本件に関するお問い合わせは、こちらからお願いいたします。