×10代

一人ひとりが大切にしたいことを伝えたいと願う8カ月!/GLPプロジェクト活動レポートvol.2

2021年6月から2022年2月までの約8カ月。コロナに翻弄されながらも、リアル/リモートを駆使しながら取り組んできたGLPプロジェクト(GUNMA “LoveMyself“ プロジェクト)を、群馬県内7校25名の高校生たちが第1期メンバーとして駆け抜けていきました。

【「GUNMA “LoveMyself“ プロジェクト」とは?】
2021年から新たなに始まる群馬県内の高校生を対象としたキャリア支援の約10か月間のプログラムです。普段の生活ではなかなか出会うことのない健康・性・医療・栄養を専門としたプロフェッショナルな地域の大人たちとの出会いと対話を通じて、同世代の思春期世代の健康課題を認識し、よりよく人生を歩んでいくための力をつけることを目的しています。このプログラムは、女性の生涯にわたる健康を後押しするNPO法人ラサーナが企画・運営し、群馬県高崎市の産科婦人科である舘出張佐藤病院と探究学習の専門家であるNPO法人DNAが協力し、実施します。なお、本事業は群馬県の令和3年度思春期保健対策事業(生活こども部児童福祉・青少年課)です。

出会う、学ぶ、考える、伝えるのサイクルで、最終的には一人ひとりが大切にしたいことを伝えたいことを動画にすることに取り組んだ約8カ月でした。

【正しい知識・情報を伝えるための動画タイトル】
・『みなさん!こんなことって、ありませんか?』
・『それって、ただの生理痛?』
・『恋人ができない私って変??』
・『“ピル”のこと 正しく知ってる?』
・『一人で悩まないで!!』など

それぞれが学校を越えて探究していく中で、対話や交流を通じて、たくさんの学びを創り出してきたプロジェクトとなりました。

【GLPに参加した高校生の感想・気づき(一部抜粋)】
・自分のやりたいことをどう実現するかを考え、チャレンジする能力が高まった。
・以前よりも積極的に意見を出したり、疑問に思ったことを溜め込む事が減った。周りの人の意見をよく聞いて、自分の考えに活かせるようになった。
・ネットの情報を鵜呑みにするのではなく、批判的に考えられるようになった。友達とも積極的に話し合うようになった。
・生きていく上で1番大切な健康に関する知識をあまり知らなかったことに気が付いた。プロジェクトに参加していなかったら出会えていなかった縁もあり、感謝している。1年間本当に貴重な経験をすることができた。
・自分で作った映像を友人に見せて感想をもらったときに自分の作ったものは無駄じゃなかったと思うことができた。GLPで得た知識を、周りの人にシェアしてより多くの人が快適に過ごせるようにしていきたい。
・生理の悩みや話をすることが出来る友達をGLPでつくることができた。生理やHPVワクチンについてなかなか親と話す機会がなかったが、話し合うことができた。
・GLPに参加したことで、思春期に関する悩みを中心にみたり、正しい知識を広める産婦人科医になるという新たな夢が出来た。
・他の人の考えや興味のあることに違いがあって、それを共有できたのが良かった。

GLPプロジェクト概要、ならびに高校生たちが発信してきた動画はGUNMA”LoveMyself”プロジェクトWebページからご覧ください。(2022年4月18日現在、第2期メンバーを募集しています)

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