×10代

2030の教育の未来を探究するインターンシップ-10代自身はどんな教育の未来を描いているか?

NPO DNAでは、2019年度から、“未来を拓く”を校訓に掲げている群馬県立高崎北高等学校1学年が取り組む「2030年の仕事の未来を探究する“探究型インターンシップ”」のカリキュラム開発・コーディネートに取り組んできました。同校のカリキュラム開発・コーディネートに尽力しながらも、受け入れ企業等としても関わっていきましたが、今年2022年も3名の高校生を、3日間受け入れることとなりました。

NPO DNAのインターンシップの3日間のゴールは『2030年の教育の未来を、じぶんなりの言葉で表現できる状態』になること。

まずは、オリエンテーションとして、私たち教育コーディネーターの仕事内容の確認。そして、自分たちが考える「2030年の教育の未来に対する“仮説”立て」。

【高校生自身が考えた2030年の教育の未来の“仮説”】

それからは、教育コーディネーターとしての仕事経験と、ヒアリング経験をしていきました。

仕事経験では、「中学校の仕事探究の授業運営(発表会のコメント役等)」・「高校生の企業等と連携した課題解決型学習の授業運営(高校生への伴走役等)」・「短期大学のチーム活動支援(短大生と協働リサーチ体験)」等を行っていきました。普段から“時間に対する自律性”をもって働く私たちとともに、様々な仕事を体験していきました。その仕事の過程において、自分たちが考えていることや疑問点を、協働している教員・地域企業等の方々から情報収集していたり、まとめていたりする様子がありました。

さらに、インターンシップ最終日には、「2030年の教育の未来を探究するため」に、様々な方々にヒアリングをしていきました。「現役の高校教員、けれど大学院で研究中」・「学童保育において子どもたちをサポートする仕事」・「産業政策に関わる仕事」・「3人の子育てをしている方」・・・ありとあらゆる方々からヒアリングをすることで、自分たちの考えをより深く立体的にしていく様子がありました。

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