【web】富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン「まゆといと」に、授業「未来の教室」を掲載いただきました

2021.07.30(金) 富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン「まゆといと」に、授業「未来の教室」に関する様子について掲載いただきました。

富岡市内の中学校で行われている「未来の教室」という授業を知っていますか。
各学校に授業を届けるのは、地域で働く20代〜30代の社会人や県内の大学生たち。
中学生の少し未来を歩いている、まちの “センパイ” です。

約2時間の授業で生徒たちは、
センパイと向かい合って会話し、センパイの経験談を聞き、
センパイからの問いかけに対する自分の気持ちや考えを言葉にします。

家族でも先生でもない初対面の大人に、自分の心の内を話す。
一見どこにでもいる平凡そうな社会人から、人生の経験談を聞く。

これまでの学校ではあまり行われていなかったことなので、どんな授業か想像がつかないという人も多いのではないでしょうか。

そこで取材を進めていくと、「未来の教室」が持つさまざまな側面と、ワクワクする地域の未来が見えてきたのです―――

「まゆといと」より一部抜粋

記事詳細は、富岡市の暮らしと移住のWebマガジン「まゆといと」の【未来の教室】とみおかには、支えてくれるセンパイがいる。を、ぜひご覧ください。

併せて読みたい富岡での取り組み

私たちNPO DNAは、2016年11月に富岡西中学校、2017年3月に富岡東中学校に通う中学生に、当時大学生や地元の高校に通う高校生がセンパイとなった授業「未来の教室」を届けました。それ以降、2017年度より富岡市と連携して「地域づくり人財育成支援事業」の一環として、授業「未来の教室」を通じて、市内の中学・高校に通う10代に、富岡市で活躍する地域のセンパイとの出会いとつながりを届けてきました。

これまでの活動によって、センパイ500名が富岡の中高生2,000名を支え、『富岡に自分のことが大切にされている感覚がある』『富岡に尊敬している・あこがれている大人がいる』『富岡をよりよくするために地域における問題に関わりたい』などについて、中高生の前向きな考えを引き出すとともに、関わるセンパイたち自身が成長し学んでいく環境を整えてまいりました。

それらの活動の変遷を、最新の記事からまとめてみましたので、併せてご覧ください。

【活動報告】令和2年度 地域づくり人財育成支援事業について(群馬県富岡市)2021.04.01

授業を受けた中高生は、『富岡に自分のことが大切にされている感覚がある』『富岡に尊敬している・あこがれている大人がいる』『富岡をよりよくするために地域における問題に関わりたい』に対して前向きな回答を答えていただいています。
授業を届けるセンパイは、活動を通じて『富岡に将来のことや実現したいことを話しあえる人がいる』『富岡には、将来のことや実現したいことを話し合える雰囲気がある』と前向きな回答を答え、地域にいる様々な人と、よりよい地域のあり方について考える学びの土壌を育むことにつながっています。

【授業レポート】授業「未来の教室」-富岡まちの仕事探究編。2020.12.24

2020年12月1日(火)、富岡市立南中学校2学年に【授業「未来の教室」-富岡まちの仕事探究編】を届けました。

群馬県富岡市では、「地域づくり人財育成支援事業」の一環で、市内の中学校すべてに授業「未来の教室」を届けています。しかし、このコロナ禍。従来通りではいかない中でも、「なんとか社会とのつながりを感じて、大人になることを前向きに考えていける機会を」ということで、少し形を変えた授業の実施となりました。

特に今回は、富岡まちの仕事探究編として、富岡で働いている人たちから、仕事に関することを学ぶことを通じて、①「働くこと」「仕事」「人生」についての具体的なイメージを育む、②生徒の自ら考える力を育む、③生徒の富岡への誇りや愛着を育むの3点を大切にした活動となりました。

コロナ禍だからこそ、より“対話”の可能性を信じて-。2020.09.1

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中高生にとって、コロナ禍で大きな影響を受けたのは、学習に関わることはもちろんですが、「自分のことを表現すること」や「周りの人が何をどう考えているのかをやり取りすること」が圧倒的に少なくなりました。普段から感じている気づきや考えを、率直に話し合えたり、聴き合えたりする対話的なやり取りが、半年間ほとんどできない現状は思った以上に損失です。

なぜなら、思春期世代を生きる10代にとって、「多感」は彼らの専売特許。その「多感」を、表現したり、確認し合えることにこそ、大きな成長につながる機会が含まれています。

このような状況にいる中高生を支えようと、センパイたちは授業「未来の教室」を届けるべく集いました。

【まちのセンパイ トークライブ】まちぐるみで子どもを育てるを目指して2020.08.01

2020.7.28-29、2日間にわたって、群馬県富岡市で「まちぐるみで子どもを育てる」というコンセプトのもと、まちのセンパイ トークライブを開催いたしました。

「自分の気持ちが話せて、なんだか嬉しい。」-中学生に、地元とのつながりを。2019.01.19

「いつもは考えたりしない、自分の思いとかを初めて分かろうとした。そうしたら、自分の良い所が分かったり、やりたい事やなりたい人、自分の気持ちが話せて分かって楽しいし、なんだか嬉しい。」
また、これからは、良い所をのばして、またさらに良いところができるようにがんばりたいし、人のために何かしたいなあと思うこともできた。

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