【講演】日本の10代が社会の創り手となる教育・学びのあり方 / JICA東京

2021.01.25(月) JICA東京 主催のJICAスタッフの職員向けの研修会で、代表・沼田が「日本の10代が社会の創り手となる教育・学びのあり方」と題して講演いたしました。

当日は、リモートで全世界につなぎ、全国各地から、最も遠いところはバヌアツ共和国からもご参加いただき、約80名の方々にご参加いただきました。

内容は、群馬の学校教育で取り組んでいる「探究学習」や、それらを通じた「10代の成長・学び」に触れながら、“社会の創り手”となる教育・学びのあり方についてお伝えしました。いま、群馬の10代が取り組んでいる学びの実践は、群馬・日本、そして世界にも共通するものと考え、日本国内外で活動されているJICAスタッフの皆様にその現状について共有しました。

また講演名にもある「社会の創り手となる教育・学びのあり方」は、小学校では2020年度から、中学校では2021年度から、そして高等学校では2022年度から本格的に運用される「学習指導要領」において記載されている表現です。順次、施行されている今回の「学習指導要領」では、その歴史上初めて「前文」が設けられました。「前文」には、下記のように学校教育の方向性が記されています。

これからの学校には,こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ,一人一人の児童が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓ひらき,持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。このために必要な教育の在り方を具体化するのが,各学校において教育の内容等を組織的かつ計画的に組み立てた教育課程である。

文部科学省 学習指導要領について https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

【ご参加いただいた皆様の声】

●「沼田様のお話がとても分かりやすかった。」

●「高校魅力化アンケートを活用しての、非認知能力の指標設定等、その辺りもきちんと考えられての事業ということも素晴らしいと思いました。」

●「若者のしかも実際に群馬というとある県での行政や企業と連携して実践しているNPOの活動は大いに参考になった。」

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