「未知の事象に出会う面白さ。」- 探究学習スタートアップ編

2020.10.14(水) 群馬県立太田高等学校1学年280名の高校生に「探究学習 スタートアップ編」を届けました。

「探究学習」では、「自分なりの問いを、自分なりの方法で、自分なりの答えを見出す学び」を実現していくために、自分の興味・関心から生まれる疑問が起点になってきます。

スタートアップ編では、「自律的に探究学習を進めていく入り口に立つこと」を目的に、その面白さや探究学習での学び方・流れを自分の言葉で説明できる状態を目指して行うプログラムです。

“探究クイズ”を通じて、私たちの世の中は誰かの「問い」によって豊かになってきたことに出会うところから始まります。

●「食べ物を長持ちさせるには?」

→(回答例)「冷蔵庫」の他に、「納豆」「発行食品」等の回答が出ていました。

●「遠くまで速く楽に行くには?」

→(回答例)「自動車」の他に、「自転車」「飛行機」「馬車」「リニアモーターカー」等の回答が出ていました。

●「遠くの人と、じっくり話すには?」

→(回答例)「スマートホン」の他に、「web会議システム」等の回答が出ていました。

【高校生の気づき・発見】

●探究という行動は、未知の事象に対して行い、また、対象が未知の事象であるため、求められることは一つとは限らず、そこから行動を起こすことで検証することの楽しさがあることがわかりました。

●いつもと違った考え方をすることがとても楽しく、興味深かった。特に疑問を考える時は、色々な考えが出てきて探究とは何かが分かった気がした。

●探究の大切さに気づき、面倒だなと思っていた気持ちを変えることができた時間でした。

●疑問は自分の身近な所に転がっているので、探究のテーマがないと言っていた自分を反省したいです。 これからの探究活動に活かしていけるポイントが沢山あったので、忘れずに活用していきたいです!

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