2021.06.01
【プレスリリース】NPO DNAと吉井高等学校は、課題解決型学習プログラム「idomu」をスタートしました2022年度 高校の学習指導要領改訂に対応:持続可能な社会の創り手を目指して

《2022年度 高校の学習指導要領改訂に対応:持続可能な社会の創り手を目指して》
吉井高校の生徒による課題解決型学習プログラム「idomu」で、
2021年6月9日(水)に、企業との顔合わせスタート!

〜 高崎・藤岡・富岡の企業等10社が、全25コマの授業を通じて、高校生をサポート 〜

特定非営利活動法人DNA(所在地:高崎市、代表理事:沼田翔二朗)は、群馬県立吉井高等学校(所在地:高崎市、学校長:小松 祐一)と、2021年4月より同校に通う2学年157名に向けて課題解決型学習プログラム「idomu / 挑む」を展開することになりました。また、今月6月9日(水)13時30分~15時20分(於:同校)には、協力企業10社にお集まりいただき、生徒とキックオフを兼ねた授業を行います

(5月19日、10社の企業等の皆様と学校担当者等との顔合わせの様子)
(チームに分かれてチームビルディングをしている授業の様子)


パソコンなどを取り入れた授業の在り方を探り、県教委や地域の大人に尋ねたことを発表した。教職志望で「将来の授業づくりにも役立てたい」と語った。

《idomu》の4つの特徴

1.高校生の生活圏内に存在する企業等10社との「出会いと継続的な関わり」

2.1社につき、生徒16名(1チーム4名×4チーム)が担当して「課題解決型プログラム」

3.授業内で学び、授業外で仮説・検証を繰り返す「学校と社会横断型」

4.Chromeブック等のICTツール(メール・ビデオ会議・フォーム等)を活用した学習形態

《idomu》誕生の背景

吉井高等学校は、2022年度に「社会に開かれた教育課程」を理念とする学習指導要領の改訂を見越して、「予見困難な時代において、新たな価値を創造する力」の育成を目指して、2014年度からNPO法人DNAと協働して様々な学校改革に取り組んできました。

これまでの改革を通じて、さらに同校として核となるカリキュラムの必要性を感じ、今回の「idomu」を企画・開発・実施することに至りました。

この取り組みには、これまで同校に協力していただいた企業等をはじめとする多くの方々の理解を得て、「社会に開かれた教育課程」を実現される一つの形であり、群馬県では先進的な取り組みであります。

【「idomu」概要】

〇名 称:「idomu」 – 群馬の高校生による課題解決型学習プログラム

●授業数:
25時間程度(2021年4月~2022年3月)

●概 要:
吉井高校に通う2年生157名が、群馬ローカルの中小企業等が抱える課題の解決に挑む(idomu)ことを通じて、新たな価値を創造していく力を育む課題解決型学習プログラム。高校生が4人一組のチームとなり、実在する群馬の中小企業等の課題に継続的に向き合い、その解決に挑む授業時数25時間程度の授業。①リサーチ、②アクション、③アウトプットの挑む3サイクルを繰り返すことによって、課題解決プランの提示だけではなく実際にプロトタイプを創り、仮説検証まで繰り返していく。

●協力企業:
①株式会社アイテクシステム様[製造]/群馬県藤岡市
②株式会社石井工機様[製造]/群馬県藤岡市
③いりやま洋品店様[洋品]/群馬県富岡市
④舘出張産科婦人科佐藤病院様[医療]/群馬県高崎市
⑤高崎商科大学様[教育]/群馬県高崎市
⑥株式会社ツナシマ様[洋品]/群馬県高崎市
⑦宮石青果店様[青果]/群馬県高崎市
⑧有限会社山崎製作所様[製造]/群馬県高崎市
⑨株式会社有花園様[切花小売]/群馬県高崎市
⑩他一社

【NPO DNA団体概要】

●所在地:〒370-0827 群馬県高崎市鞘町10 立駐高崎ビル3階 高崎中部名店街内    
●設立日:2004年   
●代表理事:沼田翔二朗
●理念:「群馬の10代に、しなやかな学びを。」
●事業内容:群馬県内の学校教育と連携して、主にキャリア教育/探究学習に係わる教育事業の展開
●群馬県立吉井高等学校とのこれまでの関わり:
・2014-17年:「高校生のためのライフデザイン講座」の企画・実施(群馬県委託事業)、授業「未来の教室」の企画・実施、「ナビプロジェクト」の企画・実施、および文部科学省研究指定事業の推進
・2018年:キャリア教育アドバイザー拝命、「目標発見プログラム」「職業人インタビュー」の企画・実施
・2021年:「idomu」の企画・実施

【本件についてのお問い合わせ】

本件についてのお問い合わせは、こちらよりお問い合わせください。