高校生の学習意欲を育むために、将来のつながりを実感するための授業

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“内発的な動機”は、高校の先にある学びの面白さを実感することで育まれる?!

2017.12.21 授業レポート

こんにちは!DNA事務局です。

 

■「いま、学んでいることって、将来にどうつながっているのだろう?」

■「数学って、じぶんには必要ないかも。だって専門的に扱うような仕事に就きたいわけじゃないし・・・」

■「大学入試に必要じゃない教科は後回し。必要な教科も正直、面白いと思ったことはない」

 

 

高校での学びと、自分の将来・身近な生活にどのように関連しているのかがわからずに、なかなか「学ぼうとする意欲」や「学び続ける姿勢」が育まれにくい・・・

そんな状況に対して、もう少しだけ、学びの“広がり”や“深まり”に触れられることが出来たら、いま目の前で学んでいることがさらに面白くなる。“内発的な動機”(自らの知的好奇心に基づいて学ぶ気持ち)が育まれる。

 

学校との打ち合わせを重ね、創りあがってきたコンセプト。

高校2学年の年間計画に照らし合わせて、夏休み前の6月、そして夏休み明けの9月の2回のタイミングに分けて「未来の教室」を届けてきました。

 

本記事では、6月、そして9月の様子と、生徒の感想・変化の一部をお伝えします!

 

■高校の先にある学びの面白さとは-。

「勉強している時に、ふと『いま学んでいることは、将来の自分にどうつながっているのだろう?』と思ったことはある?」という問いかけからスタートした6月の「未来の教室」。

テーマは「高校の先にある学びの面白さを知ろう!」

■高校の先にある学びの面白さとは-。

様々な大学で、様々な分野について学んでいるセンパイが、普段の生活や学んでいること、その学び方(研究・フィールドワーク・輪読・実験など)、学んでみての面白さ・深まりなどについて語っていきました。

 

■「みんなが何となく“買う”という行為。実は裏側では、“買いたくなる”ようになっている」という「マーケティング」の面白さ。

 

■「人によって、商品の価値の重さが違うのに、購入する時は均一になっているのは何故?」を考える「経済学」の面白さ。

 

■「人の病気が見ることのできる唯一の学問」という「医学」の面白さ。

 

■「それって、ホントに正しいの?正義に迷うことができる」という「法学」の面白さ。

(センパイは、自らが学んでいる“学びの面白さ”についてスライドを活用して語ります)

(自らの学びと、高校生の日常につながる接点はどこか?を検討し、語ります)

(語るために、所定の事前研修を行い、リハーサルも数度重ね、臨んでみます)

高校生は、センパイの話を聴いて知った学びの中に、高校との学びとの接点を見出し、「なるほど!これってこんなところにもつながっているんだ」・「意外と全く関係ないところが、深く学んでいくための土台になっているんだな」という実感を手にしていきます。

《高校生の感想(振り返りアンケートより一部抜粋)》

●高校卒業した先で学ぶことに、たくさんの面白さを感じた。いま勉強していることは無駄なことはないことに気づいた。

●話の内容が面白くて、勉強頑張ろう、と思えた。

●今よりももっと学びたいことが増えて、将来が楽しみになった。

●今まで知らなかった分野のセンパイの話や、高校生である現在すべきことなどを教わることができました。

●自分が興味ある心理学の中にもいろんな種類があって、とてもワクワクしたし、自分の進路の決め方も知れてとてもためになった。

●自分のあまり興味がなかった学びの話も聴けたり、センパイの考え方も聴けて興味深かった。

●授業の最後にはそれぞれの目標も、グループの中で言い合えたことが自分の励みになった。

《高校生の意識変容(一部抜粋)》

●高校の先にある学びの面白さ・広がりを実感できた 96%

●いま学んでいることは将来の自分にもつながっていることが実感できた 78%

●いまよりももっと深く学んでみたいことができた 88%

 

(今回参画したセンパイたち)

普段の学校生活や授業において、学びの面白さを感じながら過ごすことは、より高校の先にある未来をイメージすることにつながり、どんな環境でも「学び続けようする姿勢」を得られるはず。

 

その姿勢をもった高校生が、「未来の教室」終了後、夏休み中に自分自身の興味・関心ある大学などを見学し、進路選択・実現の幅を広げていきます。

■自分がこだわりたい“軸”とは-。
■自分がこだわりたい“軸”とは-。

6月から3ヶ月経った9月・・・ちょっぴり大人に見える高校生との再会です。

「夏休み、どこかオープンキャンパスいった?」・「勉強の調子はどう?」・「部活動も頑張っているんだよね」・「前回立てた目標、実際にやってみてどうだった?」などと話しながら、高校生の変化を感じ取りながらスタートした2回目の「未来の教室」。

 

今回のテーマは、「自分がこだわりたい進路選択の軸」を明確にしてみること。
そろそろ高校生活の折り返し地点、卒業後の未来に向けて方向性を定めてはじめる時期です。

とはいいつつも、自分は一体どのようなことに興味・関心があるのか、どんなことに喜びを見出すのか、何に面白い!と思えるかどうか・・・は人それぞれ。

そこで、6月に立てたそれぞれの目標に対して、実際に高校生自らがそれに触れてみて、感じたことや気づいたこと、考えてきたこと・・・

 

その振り返りをセンパイと関わりと対話を通じて、

■「人の役に立つことが嬉しいと感じるかな、学んだことが人に対してリアルに伝わるのが好きかも」

■「達成感があるのはコツコツやり通したあと・・・コツコツやるのは結構得意かも」
■「調べてみて、比べて、考えてみることは楽しい。研究って、そういうこと?」

■「学んでみたいことはまだ全然わからないけれど、いろんな人に出会って、新しいことに触れる経験にワクワクする」

などの言葉にかえていきます。

 

胸の内にある言葉にしづらい「価値観」・「経験」・「気持ち」・「こだわり」を、センパイとともに言葉にかえていく。そのやり取りを経て、高校生が自らの言葉にかえていく瞬間、“軸”が何となくクリアになり、自らの未来に向けて歩み出し、歩み続けていきます。


《高校生の感想(振り返りアンケートより一部抜粋)》

●自分と向き合う良い機会だった。進路について緊張感をもって考えられるようになった。

●自分が行きたいと思える大学の候補が見つかった。

●自分の将来についてセンパイが一緒に考えてくださり、自分の進路についてしっかりと向き合える時間になった。正直、誰かに話したりすることがあまり無かったので誰かに相談することで将来のことを普段よりよく考えることができた。

●担当してくれた大学生が、自分の質問に丁寧に答えてくれて励みになった。自分で話すことによって考えがすっきりした。勉強以外の悩みも聞いてもらえたのもすごく安心した。

●自分が不安だったことも先輩とお話をして少し軽くなった。資料ではわからない、実際に通っている人の生の声が聞けたので目標を定める上で参考になった。

●自分の意見だけではなく、他人の視点から自分の夢を見てもらう事でさらに深く考えることが出来てよかった。

 

 

《高校生の変化(一部抜粋)》

●自分の将来を前向きに捉えられるようになった 90%

●自分の将来は、他の誰かが決めるものでなく、自分が決めていくんだという気持ちが強くなった 89%

●自分が望む結果には、自ら挑戦していきたいと思った 92%

(前回に引き続き関わったセンパイたち)

《まとめ》現在と将来のつながりを見出す、自らの行動に意味を見出す

「いま学んでいることが、将来に、どこで、どうつながっているのか?」
そのつながりを見出すだけで、いま目の前にあることに対しての捉え方が変わり、「面白くない・・・?」と思っていたものでさえも、その広がりと深まりに魅了されることがあります。
その実感が、自分の胸の奥にある内発的な気持ちをくすぶり、目の前のことに没頭する瞬間に多く出会う。

“テストに出るから”・“受験に必要だから”だけじゃない、「学びの面白さ」を実感することは必ず自分の将来にも活きてくるものです。
そうして学びを得るための姿勢や行動を振り返り、次の自分につなげていく一連のやり取りが、「学び続ける姿勢」につながるのでしょう。

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