【専門誌】2022年2月号「キャリアガイダンス」に、代表 沼田のコメントが掲載されました

NPO DNAは、群馬の10代が生き方の軸となるしなやかな学びを手にできる地域社会を目指して、「社会とのつながり」と「豊かな対話」を軸とした教育活動を、学校教育等と連携して事業展開する教育NPOです。2013年から、これまでの9年間、「教育コーディネーター」として、学校と社会をつなぎ、10代がよりよく学び成長していくことを目指して取り組んでまいりました。

2022年02月10日(木) 株式会社リクルートが発行する教育専門誌「キャリアガイダンス」Vol.441(2022年2月発刊)に、代表理事 沼田翔二朗のコメントが掲載されました。今月号のテーマは「社会と共に生徒を育てる」

その中の特集「現場の声から考える 高校はどう社会と共に歩むか」において、全国の高校教員3名の方と共に、学校と社会との協働について考えていきました。全4ページにわたり、同校が取り組む教育活動の全体像がわかる内容です(P14-17)。

紙面では、下記5つのテーマで高校と社会の連携について考える内容となっています。

テーマ1 学校外の人と、どうやってつながる?

テーマ2 協働する意義や目的をどう全教員で共有する?

テーマ3 学校のねらいや目標をどう社会に伝える?

テーマ4 協働を持続・発展させていくポイントは?

テーマ5 予算がないと、何もできない?

すべてのページは下記アクセスしてご覧ください。

教育専門誌「キャリアガイダンス」Vol.441(2022年2月発刊) 

「社会に開かれた教育課程」の実現を、ここ群馬で。

2022年4月より、高校において「社会に開かれた教育課程」が理念として掲げられて全面実施となる新学習指導要領。小学校では2020年から、中学校では2021年から、そしてついに今年から高校においても全面実施となります。

「社会に開かれた教育課程」実現のための3つのポイント(文部科学省より)

(1)社会や世界の状況を幅広く視野に入れ、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を持ち、教育課程を介してその目標を社会と共有していくこと。

(2)これからの社会を創り出していく子供たちが、社会や世界に向き合い関わり合い、自らの人生を切り拓いていくために求められる資質・能力とは何かを、教育課程において明確化し育んでいくこと。

(3)教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること。

これまで、NPO DNAは、学校と社会をつなぐために、普段の教育活動のみならず、様々な方々との対話を通じて、よりよい教育のあり方を模索してまいりました。

【開催レポート】DNA事業報告会2018-社会に開かれた教育課程をカタチあるものにするためには?(2018.06.19)

(2018年開催)

【開催レポート】「社会に開かれた学びカンファレンス」-140人で考える、これからの教育・学びの未来は?(2019.07.05)

(2019年開催)

【2018年時 代表理事 沼田のメッセージ(事業報告会より抜粋)】

私なりに 「社会に開かれた教育課程」を一言でまとめると、「生徒が、よりいろんな人と関わり、対話しながら成長する経験を得られる3年間を過ごす」ということです。私たちは、中高生がここ群馬で当たり前のように社会とのつながりを手にできる教育環境を創りたいと活動をしています。そのために、学校の先生を始め、たくさんの人々と関わり、対話を通じて、日々自分たちに問いを立て続けながら仕事をしています。

そんな日々の中で、気づいたことがあります。

それは、ここ群馬の学校には生徒の成長を願って日々携わっている先生がいるという事実と、ここ群馬という地域社会には先生と生徒を応援しようとしている人がいるという事実です。これからも私たち一人ひとりが、一人のひととして関わり、対話し合える関係を土台に、群馬の中高生の教育環境をよりよくしていきたいです。

これからもみなさんとともに、頑張っていきたいです。本日は、本当にありがとうございました。

https://npo-dna.org/mystory/npodna2018/

引き続き、NPO DNAは、群馬の10代が社会の創り手となっていくことを支えていきます。

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