自分の力を信じられるようになるためにー富岡東中学校1年生(未来の教室) | NPO法人Design Net-works Association

自分の力を信じられるようになるためにー富岡東中学校1年生(未来の教室)


こんにちは!DNA事務局です。

 

中学1年生…学校の授業はもちろん、放課後の過ごし方も、見るテレビ番組も、そして自分も友だちも、少しずつ、しかし確実に変わっていく。

 

「自分って、何者なんだろう?」と自我がめばえはじめる一方で、自分や友だちの成長・変化に追いつくことができず、周りと比べて「自分なんかどうせ」と、ほんのちょっぴり自信を見失うことが少なくない時期かもしれません。

 

DNAは、そんな時期の中学1年生に「未来の教室」を届けてきました。

今回は、2017年3月15日(水)に富岡市立富岡東中学校1年生120名へ届けた「未来の教室」の様子や、内容の一部をお伝えします。

 

 

自分の力を信じるために、自分の気持ちを、自分の言葉で-。

「もうすぐ2年生になるけれど、いまどんな気持ち?」という問いかけからスタートした今回の「未来の教室」。テーマは、「自分の力を信じよう!」。

まずはウォーミングアップ!中学生とセンパイと一緒に身体を動かすワークを行いました。

ウォーミングアップの約束事はたった一つ…それは「全力」であること。

中学生も、先生も、センパイも、オブザーバーのみなさんも、全力でこの場を楽しみ、全力でワークに取り組む中で、自分たちの身体も気持ちも、前のめりな状態を分かち合います。

 

つぎにセンパイの話。今回は、6ブースに分かれて、経験談を伝えるセンパイと進行を担当するセンパイの2人一組で、センパイの話を届けてきました。

中学時代頑張ってきたこと、後悔していること…振り返ってみて、その経験が今の自分にどう活きているのか?

時にクイズを出したり、時に「この時、みんなだったどんな行動をとる?」と投げかけたり、センパイが感じた達成感・充実感・後悔・悔しさといった気持ちを感じ、“代理経験”となるように語りを届けました。

そして、中学生の話。いま感じている自分の気持ちを率直に伝えながら、これから頑張りたいことや夢中になって取り組んでいることを分かち合いました。

センパイたちから聴いた経験を通じて、いまの自分に置き換えて考えていきます。

プログラムのまとめには、中学2年生に向けて頑張りたいことの行動を記します。胸に秘めた想いを記し、明日からの原動力に変えていきました。

「できることもあれば、できないこともあるのが自分なんだ」とまずはありのままの自分を受け入れ、少しずつでも自分なりの行動に変えていけるためのきっかけを届けていきました。

 

 

“リアルセンパイから学ぶ“挑戦の大切さ”と、“応援してくれる人の存在の実感”

実は今回の「未来の教室」は、いつもと違ってちょっぴり特別板とお伝えしましたが、形式はもちろん、センパイとして現役高校生が関わってくれました。

中学1年生がセンパイとの関わりと対話において「これは、自分にとても関係していることなんだ」と感じられるかどうかが大切だと考えました。

 

そこで今回は、富岡東中の卒業生で、現役の高校生たちに“リアルセンパイ”として中学生に関わる形式に。

リアルセンパイとして協力してくれたセンパイ。左から りく、アサゆー、うーちゃん

DNA学生メンバーとペアを組み、中学時代を振り返り、現在頑張っていることを言葉にし、語りを届ける。実際の先輩たちが、どんな思いで、どんな経験をしてきたのかを赤裸々に話しました。そこに、大学生・社会人のセンパイも中学生に関わることで、いろいろな段階の未来を想像できることを大切に。

センパイが、中学時代に出会って感じた「部活動を頑張ってきた仲間の大切さ」、高校に入って「中学生のときと比べて思うようにいかない今のリアル」、「高校で真剣に考えた自分の将来」について話し、そう遠くはない未来を中学生がイメージする。

センパイ自身の言葉で語られているからこそ、「こんな風に私も頑張ってみたいな」と中学生の自信や勇気を育む。

 

 

また、今回は“自分のことを応援してくれている人の実感”を手にできるよう、富岡の“地域の人々”にもご協力をいただきました。

ウォーミングアップの時には、ともに中学生と関わっていただきました

登下校時に挨拶するおじちゃん・おばちゃん、部活動のコーチ、買い物にでかける商店街の人など、自分が暮らす街の人たちとの関係を育むきっかけとなるように、オブザーバーとしてご見学・ご協力をいただくことに。

 

 

2時間・110分の授業を通じて、おそれず自分の気持ちを言葉にする経験を手にできた中学生が、

●自分の悩みを友だちに勇気を持って相談してみたり、

●ちょっぴり力を入れて部活動の練習に励んでみたり、

●授業でわからないことをわからないままにせず先生に質問してみたり、

…と、日常が豊かになっていたらと願うばかりです。

 

 

▼中学生の感想(振り返りアンケートより一部抜粋)

●2年生になるころで今たくさんの不安があるけれど、2時間過ごして、すこし楽になりました。

●今まで何をするのにも自分の力なんて信じることができなかったのに少しだけは信じることができるようになりました。

●物事を継続的に全力で取り組む大切さを知りました。これからはいろいろな事を途中で諦めないで取り組みたいです。

●二塁への送球を速く正確にしたい。

●納得のいく演奏ができるようにみんなで心を一つにして頑張る。

●「今の自分と同じだな」と共感することができました。

●自分だけではない仲間の大切さを感じました。

 

 

実施にあたって、学年全体で関わってくださった教員のみなさん、センパイとして協力してくれた東中OBOGの高校生(実施当時含む)のみんな、富岡の地域のみなさん、ありがとうございました。