代表理事
沼田翔二朗
1989年北海道士別市生まれ。高崎経済大学地域政策研究科修了(地域政策学修士)。
2008年、大学進学を機に群馬県高崎市へ。新しい環境に馴染めず、約1年間の引きこもりに。生活費を稼ぐために働き始めたアルバイト先で、偶然出会った先輩スタッフとの出会いのおかげで、大学生活のリスタート。
2009年、NPO法人DNAに参画。2011年、代表理事に就任。第二創業期と位置づけた2013年頃から群馬県内の高等学校と連携した教育事業を新たに立ち上げる。
これまで授業を届けた群馬の10代は1万5000名を超え、一人ひとりが自らの内発性に基づきながら学んでいける教育環境づくりに取り組む。また、学校と社会とをつなぐために、学校それぞれとの「コーディネート」を仕組み化している。
認定キャリア教育コーディネーター / 認定ワーク・ライフバランスコンサルタント / 社会教育士 / 高崎商科大学 短期大学部 非常勤講師 / 群馬県教育委員会 教員委員(2021~)/ 群馬県子ども・若者支援フォーラム監事(2020~) / 群馬県地域づくり協議会 運営委員(2020~)/ 上毛新聞社オピニオン21 第23期委員(2015~2016)/ 男女共同参画センター運営委員(2015~2018) / 認定コミュニティマネジメントインストラクター(2017~2021) 他
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GREETING
群馬の10代が、学びの創り手に。
10代自身が、学びの創り手となれるよう、多様な人々と出会い対話すること、互いの気づきに触れていくこと、安心してチャレンジできること。それらの経験こそが、不確実な未来を生きる10代が、生涯を通じて学び続けていける生き方の軸になるのではないか。
そう私たちは考え、これまで15,000名を超える10代に出会い、ともに学んできました。「私っていまからでも変われるんですね」「自分が、先生と友達と一緒に授業を創っていくことができてよかった」と、時に私たち大人にも気づくことのできない大切な学びを創り出してきた10代にも出会ってきました。
しかし、10代の多くは「自分には価値がない」という想いを抱いています。これだけ経済的に豊かになったにも関わらず、不安を抱き、自信を失いがちな日々を過ごしていることが目の前の10代から見えてきます。心の成長が著しく、「もっとこうしたいな」「こうなっていきたいな」と考え始める時に、10代が自分で考えて自分で発見していくという、自ら学びを創り出していく経験を手にするためには、さまざまな人々の伴走がますます必要です。
「何を、どう教えるか」という教育者を主語としたシステムから、「何を、どう学ぶのか」という学習者を主語としたシステムへ転換期を迎える今日。
私たちNPO DNAは、群馬の10代の成長を支えるために、先生と、地域社会のみなさんとともに、これからも手を取り合って活動してまいります。
それが、群馬の10代の日常や未来、そして社会が豊かになることを信じて。